こんばんは。海保けんたろー(株式会社ワールドスケープ代表/ドラマー)です。
先日、リクルート社の「アントレnet Magazine」に取材していただき、記事が公開されました。
>> 収入よりもやりがいの”安定”を。「英雄になる」ために、ある男が選んだパラレルワークの道
内容はそちらのサイトでお読みいただくとして、今日はその補足を。
英雄になりたい
記事を読んでくださったのであれば伝わっていると思うが、ぼくの目標は「英雄になること」だ。
ぼくの中での英雄の定義は
「数千万人〜数億人の人生を、大幅に幸せな方向に転換させた人」
である。
それに向かうためのルートとして、音楽活動もがんばってきたし、会社の経営もがんばっている。
しかし、例えば音楽活動が極限まで成功して、世界的アーティストになったとして。
それって「数千万人〜数億人の人生を、大幅に幸せな方向に転換させた人」と言えるのだろうか?
と考えると、ぼくの中ではそれは、足りない。
数千万人のファンがいたとしても「大幅に人生を転換させた」とまでは言えない。
同様に、今の会社の事業が極限まで成功して、世界中の音楽業界を救ったとして。
それも、やっぱり足りない。
世界中の(実力ある)アーティストの人生は大幅に転換するかもしれないが、それは数千万人規模ではない。
ゴールに届くために
つまり、ぼくがいま取り組んでいる音楽活動と、会社経営。
これらはどちらとも、ゴールまでは届かないのだ。
しかし同時に、全く無駄ではない。
両方がうまくいけば、今よりも知名度があって、お金もあって、知識や経験もあって、色んな国や業界に友人やファンがいて。
そんな状態になる。
まずはそれを作りたい。
そこからいよいよ「英雄になるためのプロジェクト」を立ち上げて実行するのだ。
それが実際にどんなプロジェクトなのかは、今は考えていない。
まずは、英雄に0.5歩近づくための努力を、必死にやっていくフェーズなのだ。
英雄になりたい理由
ふと「なんでぼくは英雄になりたいのだろうか」と考えることがある。
しかし、ここに明確な答えは出ていない。
英雄になりたいという気持ちが、なぜか心の奥底から、自然と毎日湧き上がってくるのだ。
単に、強烈に肥大化した承認欲求であるような気もする。
死への恐怖から目をそらすことを目的とした、日々を夢中に生きるための対象物であるような気もする。
その両方かもしれない。
しかし少なくとも言えることは、
「英雄を目指して日々努力や行動を続けている自分」が、結構好きだ。
自分のコンプレックスや、自分のダメな部分に目を向けると本当に嫌になるけど、
夢を追いかけてがんばっている自分は、なかなかいいな、と思っている。
もうひとりの自分が「いい感じだね、そのままがんばりなよ」と言ってくれているような感じがする。
だから、モチベーションが途切れることはない。
24時間365日ぼくは英雄になりたいと思っているし、
その確率を少しでも高めるためにも長生きをしたいと思っている。
これから先に大きな挫折があったとしても、英雄になりたいと思い続ける自信がある。
結果、ぼくがどういう人生を歩み、どう終えることになるのかはもちろん分からない。
だけど、少なくともそこに生まれるであろう多くのドラマを
ぼくはとても楽しみにしているし、
この文を読んでいるあなたにも一緒に楽しんでもらえたら、とてもうれしい。
「 音楽活動で生計を立てるための全知識 」もご覧ください。ご好評いただいてます。