こんにちは。海保けんたろー(株式会社ワールドスケープ代表/ドラマー)です。
当社(ワールドスケープ)の音楽活動支援サービス「Frekul」は本日、登録アーティストが10,000組を突破いたしました。
これだけ多くの方に興味を持っていただき、ご利用いただいている、ということに心より感謝申し上げます。
立ち上げの思い出
Frekulは、右も左も分からないバンドマン3人が、周りの方々の力を借りながら立ち上げたサービスです。
自分たちの経験から「これからのアーティストにはこういうサービスが必要だ!」という確信はありました。
しかし、ビジネス経験はゼロ。
WEBサービス開発経験だってもちろんゼロ。
今思い返せば最初は、周りの方々にワガママ放題言って「強引に作ってもらった」という状態に近かったように思います。
そんな素人設計がうまくいくはずもなく。
公開した「Frekul」はとても使いづらく、不具合が多発。
毎日苦情のメールが届きます。
もちろん売上なんて全然立ちません。
手伝ってくれていたプログラマーにはまともに給料が払えず、Frekulを改修できる人は誰もいなくなりました。
それでも毎日苦情は届きます。
当然です。
たくさんの不具合を放置しているのですから。
「ああ、ぼくには経営者としての才能はないんだな」と思いました。
意地と見栄
それでも、諦めたくはありませんでした。
それは、成功の確信があったからなどではなく、
意地とか見栄とかそんなものだったと思います。
創業メンバー3人は、生活費を各々別の仕事で稼ぎつつ、
なんとかFrekulを立て直せないか、ともがき続けました。
ありきたりなストーリーですが、この状況を救ったのは人との出会いです。
ライブハウスで出会ったギタリスト兼プログラマーのT。
給料激安なのに入社してくれました。
投資会社のSさん。
売上ほぼゼロなのに将来性を信じて投資してくれました。
カラオケ会社のKさん。
吹けば飛ぶような当社と大胆な提携を決めてくれました。
上場企業のSさん。
再度ピンチを迎えていた当社に投資を決めてくれました。
ここには書ききれませんが「もうダメかも…」という時にいつもぼくの元には救世主が現れ、
ワールドスケープ社はピンチを脱出してきました。
その一つ一つの救いの手が奇跡的に連鎖して、今日までたどり着くことができたのです。
▼Frekul登録アーティストの推移
心からの感謝
10,000組は通過点に過ぎません。
日本だけでも音楽アーティストは10万〜20万組存在すると推計しています(趣味の方を含めて)。
世界も見据えると考えたら、本当にまだまだです。
でも、この10,000組という数字の区切りを機会に、改めて感謝の気持ちを伝えます。
これまでワールドスケープ社に関わってくださったあなた。
そしてFrekulに登録してくださったあなた。
本当に、ありがとうございます。
あなたのおかげでぼくたちは今日も、前向きな希望を持ってパソコンに向かうことができています。
当社のミッションである
「実力あるアーティストが、公正に、経済的に評価される世界を作る」
が実現するその日まで、これからもよろしくお願いいたします。
海保けんたろーのTwitterはこちら→ @kentaro_kaiho
追伸
Frekul登録アーティストの方々に直接感謝をお伝えする場として、2019年1月21日(月)に
「Frekul登録アーティスト10,000組突破感謝パーティー」を開催することにしました。
イベント詳細と参加予約はこちらです。
取材の申込や協賛についてはこちらからお問い合わせください。
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