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SHOWROOM配信のコツまとめ(随時更新)

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こんばんは。海保けんたろー(株式会社ワールドスケープ代表/ドラマー)です。

生配信アプリ「SHOWROOM」を知っているだろうか?

この記事は、SHOWROOMを使って

・自分のファンを増やす
・お金を稼ぐ
・メディア露出などのチャンスを掴む

の3点を実現していくためのコツをまとめたものだ。

長文だが、闇雲に配信するよりもずっと効率が良くなるから、
ぜひがんばって読んでほしい。

(最終更新:2017/6/8)

SHOWROOMで実現できること

そもそもあなたの夢や目標はなんだろうか?

「アーティストとして日本武道館でライブをしたい」
「プロミュージシャンとして生計を立てたい」
「有名な声優になりたい」
「タレントとしてテレビに出まくりたい」

人それぞれだと思う。

SHOWROOMを使って実現できることは、主に冒頭に書いた
「自分のファンを増やす」
「お金を稼ぐ」
「メディア露出などのチャンスを掴む」
この3つだ。

この3つがあなたの夢や目標にちゃんとつながりそうだろうか?
もしあまり関係ないということであれば、SHOWROOMをやるメリットは少ないのでやめておこう。

SHOWROOMと他の配信アプリの違い

SHOWROOMをやってみよう!と決めたなら、この先を読んでほしい。

SHOWROOMが他の配信アプリ(ツイキャス・ニコ生・LINE LIVEなど)と大きく違うのは「イベント」の存在にある。

イベントというのは、SHOWROOM内で常にたくさん開催されている、オンライン・オーディションのようなものだ。

配信者は事前に、イベント一覧から気になるイベントにエントリーをすることができる。

そのイベントにエントリーした配信者の中で、期間内に最も「支援ポイント」を集めた人が、そのイベントの1位特典をゲットすることになる。

特典はさまざまだが、例えば

「テレビ・ラジオ・雑誌などに出演できる」
「大きなイベントのステージに立てる」
「何か(数万円するものなど)がもらえる」
などがある。

どのイベントを選べばいいのか?という点については
「本心で勝ちたいと思えるものの中で、適度に勝算があるイベントを選ぶべき」
というのがぼくたち(ワールドスケープ社)の研究の結論だ。

ぼくたちが取ったデータによると、イベントにエントリーしているだけで、平均獲得支援ポイントは約4倍になる。

SHOWROOMで配信するなら、必ず何かしらのイベントにエントリーした上でやるべきだ。

「適度に勝算があるイベントを選ぶ」というのは感覚的には難しいかもしれないが、
最初のうちは初心者向けイベントを選択するのがいいだろう(スタートダッシュ、はじめの一本、などそれっぽい名前がついている)。

もしくはすでに開催中のイベントの中で、極端に参加者の少ないもの(4人以下とか)も狙い目だ。

ある程度上位に食い込んで優勝争いに絡むことができれば、フォロワー増加や売上増加にかなり効果がある

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男女差について

SHOWROOMを見ていると、女性配信者がかなり多いことに気付くかと思う。

AKB48系のメンバーが配信していることもあり、SHOWROOMを見ているのは30代以上の男性が中心のようだ。

そのため、男性配信者よりも女性配信者が有利なのは事実である。

しかし一方で、男性配信者が全然ダメかというとそんなこともなく、
ぼくたちが取ったデータによると男性でも女性の46.1%程度の有料ギフト売上(後述)は出る

ちなみに女性は、ルーム画像に使っている顔写真が可愛いor綺麗だと結果に繋がりやすいので、
「奇跡の1枚」を思い切って使ってしまう方がいいだろう。

もちろん配信を見て「写真と違うじゃん」と思われるリスクはあるが、そこからは配信内容で勝負すればいいことである。

一方で男性は、イケメンかどうかがあんまり結果に影響しないようだ。

現状のSHOWROOMで大きな結果を出すためには、男性閲覧者に好感を持たれるかどうかが鍵となるので、
カッコつけている雰囲気よりも、いいやつ感、がんばってるやつ感、みたいな方が結果に繋がるようだ。

そういう意味では、男性は年齢差もあまり出ていない。
50代以上の男性アーティストでも、驚くほどの結果が出ることを何度も目にしている。

まいにち枠について

他に数字として影響があるものとしては「まいにち枠」というのがある。

SHOWROOMでルーム一覧を見ているとジャンルごとに「まいにちアイドル」「まいにちミュージック」と表示されているルームがあることに気付くかと思う。

ここに表示されているルームは、他のルームよりも上に表示され、目立つ

ぼくたちが取ったデータによると「まいにち●●」枠に入ることにより、平均閲覧者数は1.74倍になる。

ここに表示されるためには、11日以上連続で配信する必要がある(15分未満の配信はカウントされないので注意)。

15分以上の配信を11日以上連続でやれば、それ以降はまいにち枠にあなたのルームが表示されるようになり、
閲覧者数が増える。

大変そうだと思うかもしれないが、やる価値は大きい。
できればぜひ目指してほしい。

配信内容について

何はともあれ、イベントにエントリーが完了したら、ぜひ配信を開始してみてほしい。

ちなみにイベントにエントリーしなくても配信はできるが、イベントとはどういうものなのか早めに体験しておいた方がいいし、
勝てなくても特にデメリットはないので、さっさとエントリーしてしまうことをオススメする。

配信の細かい手順などは省くが、特別難しいことはないはずだ。
スマホアプリから配信しても、パソコンで配信してもいい。

そこで次に浮かぶのが「どんな内容を配信すればいいんだろうか?」という疑問だ。

歌とトークを交えて盛り上げればいいのだろうか。
毎回テーマを決めて楽しい配信をすればいいのだろうか。
それとも閲覧者からもらったコメントを読み上げて交流すればいいのだろうか。

どれも悪くはないが、どれも最重要ポイントではない

SHOWROOMで結果を出すために最も効果のある配信内容は、

– – – – – – – –

この続きは、Frekul経由でSHOWROOM公式アカウントを取得した方限定公開となります。
下記のページからお申込みください(無料)。

申し込むとすぐに自動返信で、記事URLとパスワードが届きます。

>> SHOWROOM 公式アカウント(ミュージック)配信 | Frekul(フリクル)


インディーズアーティストが自力でできる宣伝方法・10選

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こんばんは。海保けんたろー(株式会社ワールドスケープ代表/ドラマー)です。

インディーズに限らず
「どうやったら新しい人に自分たちの存在を知ってもらえるか」
「どうやったら新しい人に自分たちの音楽を聴いてもらえるか」
というのは、音楽活動をしている者たちの永遠のテーマだ。

多くの予算や政治力があれば
「地上波テレビに出演する」「有名アニメの主題歌をやる」
というような選択肢を取ることができるが、
そうではないアーティストにできることにはどんなことがあるのか?

個人的にオススメしたい、10種類のアイデアを以下に解説する。

どれを選ぶべきかは音楽性や活動スタンスによるので、ぜひ自分たちにあったものを見つけてほしい。

1.演奏許可が出るオープンスペースでライブする

古典的な宣伝方法として「路上ライブ」というのがあり、
それは未だに有効ではあるのだが、いかんせん違法である。

警官は発見次第止めにくるというわけではなく、
苦情が入った場合に止めにくる、という感じなのだが、
ルールを遵守して活動したい場合は、許可が取れる場所を探してやるという選択肢もある。

闇雲に道路使用許可を申請しても通ることはまずないが、
自治体などの方針でライブ演奏を許可している場所はなくはない。

少なくともぼくが野外ライブをやりまくっていた2006年くらいの時期は、
・池袋西口公園
・海ほたる
・新小岩駅前
・ミューザ川崎前
などは演奏許可を取ることができたし、

・ららぽーと
・カレッタ汐留
・飯田橋ラムラ
・川崎ラチッタデッラ
といったショッピングモール系もライブステージが定期的にブッキングされていた。

言うまでもなく、通りすがりの人たちにアピールすることができるため、有効だ。

現在の状況は調査が必要だが、「あそこでライブしてたバンドいたな…」という記憶を引っ張り出して、
そこに正面から問い合わせてみたら案外出れた、ということはあり得る。

ちなみに路上ライブ・野外ライブの弱点は「どこまで行っても足し算でしかない」という点にある。

熱心にやりまくれば、1日に数人というレベルでファンを増やしていくことはできる。
しかし、ワンマンライブで200〜300人くらいの規模になってからは、飽きていく人数と新しくファンになる人数が同じくらいになってしまうのだ。

そこまでくると、別の手を考える必要がある。

2.YouTubeにカバーをアップする

路上ライブよりも、もしかしたらこちらがパッと思いついていた人もいるかもしれない。
今となってはかなりオーソドックスな手段だ。

有名曲のカバー音源を制作し、映像をつけてYouTubeにアップするのだ。

するとその曲名やアーティスト名で検索した人が、あなたのカバー動画を再生する可能性がうまれ、
そのカバーが素晴らしければファンになってくれるかもしれない、という流れだ。

前提として、この方法は多くのアーティストがやりすぎていて、もはやレッドオーシャンである。
(この方法で成功したのは、日本ではGoose houseが有名だ)

しかし無効だとまでは言えない。
しっかりクオリティの高いものをアップできれば、まだまだ可能性はあるだろう。

コツとしては

アレンジは大胆に変更する(そうしないと原曲と比較されてマイナス評価を得やすい)

タイトルでカバーだと分かるようにしておく(そうしないと視聴者に「原曲じゃない!騙された!」と感じさせてしまう)

原曲がアップされていない(削除されている)曲を選ぶ(再生される確率が劇的に上がる)

あたりだろうか。

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3.インパクトのあるMVをYouTubeにアップする

思わずTwitterでつぶやきたくなるような、インパクトのあるMusicVideoを作る。

これは成功すればとても大きな効果を生む可能性を秘めているが、当然ながら難易度は高い。
発想力が勝負になるし、予算との戦いもある。

SNSとの相性で言うと、かっこいいもの・泣けるものよりは、笑えるものの方が強い
面白い系に走っても問題がないアーティストキャラクターであるのなら、狙って見る価値は十分にあるだろう。

日本で言えば岡崎体育、キュウソネコカミ、打首獄門同好会、などがこのあたりの名手と言えるが、
彼らは作曲の段階から「こういう映像を作ろう」と考えているように思える。

インパクトのあるMusicVideoを作るなら、作曲段階からイメージを固めておいたほうがやりやすいだろう。

4.音楽活動支援サービス「Frekul」を使う

これはぼくの会社が立ち上げたサービスなので手前味噌にはなるが、
客観的に見ても有用なサービスだと思うので紹介させていただく。

Frekulは多機能なサービスだが、新規ファンの開拓に使えるのは「曲の利用許可」というサービスだ。

>> Frekul(フリクル)

Frekulに曲をアップし、利用許可を「許可する」に設定すると、
その曲が

・インディーズ音楽アプリ「Lumit」
・シンガポールのBGMサービス「ExpressInMusic」
・中国のBGMサービス「MUSICOS」

などのサービスで流れるようになり、自動的に宣伝が行われる

特にLumitは、Frekulで発行できるメールマガジンの登録への導線が作られているので、
「放っておいたらメルマガ読者が増えてた」という状況があり得る。

ちなみに利用料は無料だ。

5.生配信アプリ「SHOWROOM」を使う

再三このブログでも紹介しているが、生配信アプリ「SHOWROOM」は新規ファンの開拓にも便利だ。

>> SHOWROOM(ショールーム)

ツイキャスやLINE LIVEと似たようなサービスではあるため、
音楽がメインというよりはトークと交流がメインにはなるが、
合間に弾き語りなどを入れることにより、路上ライブよりも効率よくファン獲得につなげることができる

生配信系のアプリの比較についてはこちらの記事を参照してほしい。

>> 音楽家はSHOWROOM・ツイキャス・LINE LIVEどれを使うべき?違いとおすすめ

ちなみにSHOWROOMも利用料は無料だ。

6.音楽コミュニティアプリ「nana」を使う

nanaというアプリをご存知だろうか。

スマホのマイクを使って、簡易的に歌や楽器を録音して、
会ったこともない人同士でコラボ(重ね録り)して遊ぼう、という音楽コミュニケーションアプリだ。

有名曲をワンコーラス程度弾き語ったものをアップすると、
誰かがそれにハモリをつけてくれたり、別の楽器を重ねてくれたりする。

このコミュニケーションは新しく、nanaは若年層を中心に支持されているのだが、
あなたの音楽的スキルが高いのであれば、このコミュニティに入っていくという手がある。

音楽でつながるコミュニティアプリ nana

色んな人の音源とコラボしたり、
自分のオリジナル曲を投稿してみたりして、
交流しながら、nana内でファンを作っていくのだ。

実際にnanaからCDデビューを決めたアーティストもおり、
相性が良ければ大きな効果となる可能性はある。

7.他のクリエイターとコラボする

単純に、知名度のあるボーカリストと「フィーチャリング」的なことをやれば、
そのボーカリストのファンに自分たちをアピールすることができる。

これはすでに多くのアーティストがやっていることだが、
コラボ相手は何もボーカリストである必要はない。

例えばイラストレーターとコラボし、自分たちの曲のイメージで1枚絵を書いてもらう。
それを相互に宣伝しあうことによって双方の知名度を伸ばすのだ。

曲を題材にして、

・映像作家に映像作品を作ってもらう
・漫画家に漫画を書いてもらう
・小説家(ライター、ブロガー)に小説を書いてもらう

というのもいいし、むしろすでにある作品に対して、それを題材にこちらが曲を作る、というのもあるだろう。

いずれにせよ重要なのは、コラボ作品ができたら「お互いが」宣伝する、という点だ。
そこを最初の段階でしっかり取り決めておかないと、効果としては曖昧になるだろう。

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8.変わった企画を考えてプレスリリースを送る

バンドマンの中には「プレスリリース」という言葉を知らない人もいるかと思う。

新聞、テレビ、雑誌、ネットニュースなどは、常に取り上げるネタを探している。
「こんなネタ、どうですかー?」とメディアに提案するのが「プレスリリース」だ。

例えばBUMP OF CHICKENであれば「新曲をリリース」だけでニュースになる。
それはBUMP OF CHICKENに興味を持っている人がすでにたくさんいるからだ。

しかし無名アーティストが「新曲をリリース」というプレスリリースをメディアに送っても、
取り上げてもらえることはなかなかない。

そこで「取り上げたくなるネタ」を意図的に作るという手がある。

例えば
「インディーズバンド●●が、海底500メートルでライブ開催」とか
「シンガーソングライター●●が、J-POP史上最も低い声を使う曲を発表」とか言われたら、
「えっ?なにそれ?」となり、そのアーティストのことを全く知らなくても興味をひくニュースになる。

そういうネタであれば、メディアが取り上げてくれる可能性が上がるのだ。

アイデアを練り、プレスリリースを出し、それを実行する、という流れを定期的に作るのも、知名度アップには有効だ。

9.YouTube広告に課金する

YouTube見てると挿入される広告。

あれはお金さえ払えば、個人でも簡単に出すことができる

まずはあなたが宣伝したい動画(MusicVideo)をYouTubeにアップし、
その動画を広告として表示させることにより、人に強制的に見てもらうことができるのだ。

ターゲットは案外しっかり指定することができる。

例えば「サカナクションのMVを見た人に対してだけ出す」とかもできるし、
動画の再生回数ごとに広告料金が課金されるシステムになっているため、無駄な投資にはなりづらい。

また、1日500円とかでも出稿できるので、大金を用意しなくてはできないというわけでもない。
お金がかかることではあるが「確実にMVを見てもらえる」という意味で、試す価値はある。

10.適度に格上のアーティストと対バンする

狙いたい層に近いファン層を持っているアーティストがいるなら、
そこのファンにターゲットを絞って宣伝活動をすると効率的だ。

最高なのはそのアーティストとライブイベントで対バンして、ファンを共有するというやり方である。

とは言っても現実的に、Mr.Childrenと対バンすることは難しい。

ただ「あのバンドならもしかしたらOKしてもらえるかも」という程度の人気アーティストに、
ギャラを提示して対バンしてもらうという感じであれば、通ることもあるので試す価値はある。

宣伝のその次に

宣伝方法の紹介は以上だ。

注意してほしいのは、上記の方法で新しい人に自分たちを知ってもらったとして、その中に気に入ってくれた人がいたとして、
その人にどんなアクションを取ってもらいたいか?をしっかり考えておく必要がある、ということだ。

そうしないと、せっかくの宣伝が結果につなげられず終わってしまうリスクがある。
最終的に自分たちのライブに来てくれたり、CDを買ってくれたり…つまりお金を使ってもらえるところまで、
うまく誘導してあげる必要がある。

そのあたりについては下記の記事で解説した。

>> 宣伝がんばりすぎバンドマンがよく眠れますように

全てを自分たちでやらなきゃいけないと抱え込む必要はないが、
できることが多いほうが有利なのは事実だ。

自立してがんばるアーティストの方に、本記事が少しでも役に立てば幸いである。

ぼくのTwitterは @kentaro_kaiho です。フォローお願いします。


謝罪と反論(動員がないならライブ止めろ記事について)

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おはようございます。海保けんたろー(株式会社ワールドスケープ代表/ドラマー)です。

一昨日公開した記事がちょっと話題にしていただけているようなので、今日はその記事について。

まだ読んでない方は先にこちらを。

>> 動員の少ないバンドはライブするのを止めてもらえないだろうか

とってもたくさん読まれた

まずは、賛成・反対を含めて何かしらのリアクションをくださった方、SNSでシェアしてくださった方に感謝したい。
ありがとう。

おかげでぼくのことを元々知っている人だけでなく、ぼくのことを知らなかった人の目にも記事を届けることができた。

ぼくから見えている範囲では、
全面賛成3 : ほぼ賛成3 : ほぼ反対2 : 全面反対2
くらいの比率でリアクションをいただいている。

ぼくから見えていない範囲ではもうちょっと賛成率が低い気がするので、それを考えると賛否半々くらいなのかもしれない。

それにしても、攻撃的なタイトルの記事の拡散力の強さを実感するばかりである。

ぼくとしては、書いている内容はいつも通りのテンションのつもりだ。

元々このブログでは歯に衣など着せていないし、特別気合を入れて書いたというわけではない(毎回それなりの気合を入れている)。

しかし、昨日の記事はこのブログでこれまでに最も読まれたものとなった。

これはもう、ひとえに攻撃的タイトルのなせる業である。

振り返れば、前回拡散された記事も「あなたがメジャーデビューできないのは、音楽が良くないからだよ」という攻撃的タイトルだった。

これはもちろん、話題になることで問題提起が広まることを狙っているのだが、今回の記事については皆さんに謝りたいことがある(その後に反論もある)。

1つ目のミス

実はぼくは、今回の記事について2つミスをした

1つ目は、タイトルを攻めすぎたことだ。

どんなに良い問題提起でも、ごく少数の人にしか読まれないのであれば、その効果は限定的だ。

多くの人に読まれ、考えるきっかけになり、議論が深まり、空気が変わっていくことを目指すのなら、
「SNSで拡散される」というのは重要なポイントだ。

そして、残念ながらそれは攻撃的なタイトルをつけることにより、高確率で実現できる。

記事をしっかり読んでくださったなら伝わっていると思うが、
実際には
「動員の少ないバンドはライブするのを止めてもらえないだろうか」
というタイトルは
「(チケットノルマを課された上で、その数よりも)動員の少ないバンドは(その規模のライブハウスで)ライブするのを止めてもらえないだろうか」
という意味であるため、誤解を招く表現だ。

しかしそれでも拡散されるメリットの方に踏み込んだ。

これが、今となってはちょっとそちらに寄せすぎたと反省している。

「チケットノルマ以下しか動員できないバンドは、ライブを休んで頭を使え」
くらいにしておくべきだったなと、今は思う。

2つ目のミス

2つ目のミスは、記事更新を告知したツイートだ。

こちらの文言もよくなかった。

記事本文を読んでくれれば分かると思うのだが、キーポイントは「何人動員できるか」ではなく、「チケットノルマ以上の動員ができるか」である

しかしこのツイートによって、全ての前提条件が無視され、「動員10人以下=悪」と語っていると間違って捉えられることになってしまった。
(ちなみに本文中には一度も「10人」という言葉は登場しない)

これが2つ目のミスだ。

正直、完全にやっちまっている

この2つのミスに誘導されてしまった結果不快な思いをされた方々に対し、大変申し訳なく思っている。
心よりお詫び申し上げたい。

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反論が飛んでくる

ぼくは投稿して少しした後「やべ〜〜〜」と思ってまずは記事タイトルを変更したのだが、すでにSNSでシェアされていたので、
これでは飛んできた人が混乱するだろうと思い、もとに戻した。

さらにツイート文もすでにリツイートやリプライをいただいてしまっていたので、そのままにすることにした。
(せめて本文でしっかり誤解が解けるように少し修正した)

つまり、タイトルやツイート文は誤解を招くかもしれないけど、本文さえちゃんと読んでくれれば、誤解は解けるはず、という状況になった。

しかし、その後飛んできた反論のほとんどはタイトルやツイート文しか読んでないと思われる内容だったり、感情論に過ぎず何の反論にもなってないものばかりで、今のところ全くしっくりきていない。

中には「どんなバンドも最初は動員少ないですよね?」とか「動員少なくても素晴らしいバンドはいますよ?」というような、ため息のでるリプライもある。

願わくば、本人にリプライを飛ばす前に記事を最後まで読んでほしい
狭いライブハウスで5人しか動員していないバンドのチケットノルマが3枚だったら、そのバンドは問題ないのだ。

誰か、教えてほしい

ぼくは、常にぼくの意見が正しいとは全く思っていないので、
もし間違っているなら指摘されたいし、納得することにより成長したいのだ。

実現方法が書いてないとか、結果そうなるかは疑問、みたいな意見はまあ、分かる。
「そうですよね」という気持ちだ。
実際、ぼくは実現方法については記事内で言及していないだけだし(もちろんとても難しい問題だが、方法論の手前でまず理想論を語るべきだ)、
それに、どんなことだって結果は誰にも分からない。

「現場を分かってない」とか「読む価値なし」みたいな感情論を飛ばすくらいなら、論理的な反論をいただけないだろうか
それが音楽業界を良くしていくための建設的な議論なのではないだろうか?

「不快」とか「極論」とか言うのは簡単だ。
ではあなたは今のライブハウスを取り巻く環境が理想的だとでも言うのだろうか?
どうしたらこれらの問題が解決するか、ぼく以上に考えているのだろうか?

それならばぜひTwitterで教えてほしい。

そして大変申し訳ないのだがその際は、ぼくがミスってしまった記事タイトルやツイート文に惑わされることなく、本文について論じていただけるとありがたい。

ブログで意見を発信していくメリットのひとつは、自分の間違いを誰かが正してくれる可能性があることだ。

次には

悪態をばらまいた人みたいになるのは本意ではないので、次回更新では、
駆け出しのアーティストが自力でできるプロモーションにどんなものがあるかを、
具体的にリストアップして、1つずつ紹介してみたいと思う。

ぼくは本気で音楽業界を良くしたいと思い、日々努力を続けている。
毎日少なくとも8時間は音楽業界のことを考えている。

ぼくがバカなのかもしれない。
何か間違っているのかもしれない。

でも、だとしたら、あなたの優しさで、その間違いを教えてもらえないだろうか?

ぼくは嫌味でも煽り文句ではなく、心から本気でそう思っている。

ぼくのTwitterは @kentaro_kaiho です。フォローお願いします。


動員の少ないバンドはライブするのを止めてもらえないだろうか

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こんばんは。海保けんたろー(株式会社ワールドスケープ代表/ドラマー)です。

言いたいことはタイトルに書いてしまったが、要は「動員数がとても少ないバンドはライブを減らしてほしい」というぼくからのお願いである。

以下、その理由を説明したい。

趣味バンド、ノルマなしバンドはいい

まず、先に誤解を避けておきたいのだが、
「オレたちは別に売れたいとか、プロとしてやっていきたいとかは思ってない!社会人として働きながら、趣味としてライブをしたりしたいんだ!」
というバンドは、この件に該当しない。

そういう音楽活動は大いにアリだと思うし、そういう人たちにつべこべ言う気もない。
大いに趣味を楽しんでほしい。

あと、「チケットノルマいらないから出演してくれ」と言われてライブハウスに出演しているバンドもこの限りではない。
そういうバンドは、お金以外の何かしらの理由でライブハウスに求められているから、問題ない。

問題なのは、いわゆるプロ志向でありながら、チケットノルマを課され、それ以下の動員しかできない、というようなバンドである。

はっきり言おう。
そんなバンドたちが、今のライブハウス業界を腐らせているのだ。

ライブハウスを取り巻く問題

普段ライブハウスに出入りする習慣のない人はピンとこないかもしれないが、
ライブハウスを取り巻く問題は色々ある。

よく声が上がるのはこのあたりだろうか。

・スタッフが愛想悪い、分煙がされていない、ドリンクが薄い、食べ物がない、などの「ライブハウス・サービス悪い問題」

・集客についての努力をほとんどせず、出演するバンドの集客に全面的に頼っているという「ライブハウス・集客しろ問題」

・本来は協力関係にあるはずの出演するバンドからお金を取ることで、商売を成立させているという「ライブハウス・チケットノルマ問題」

どれもずっと言われている根の深い問題だ。

しかし「チケットノルマ以下しか動員できないバンド」がライブをやめることによって、これらはすべて解決する

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問題解決の流れ

例えばチケットノルマ分も動員できないバンドが、来月から一斉にライブをやめた場合、どうなるか考えてみてほしい。

少なくともキャパ100〜300くらいの都内ライブハウスは、出演者が激減してスケジュールの7〜8割が空くことになるだろう。

出演者がいないということはもちろん集客もできないので、売上が立たなくなる。

結果、家賃や人件費が支払えなくなり、つぶれる。

ぼくの感覚では、おそらく7〜8割のライブハウスが成立しなくなると思う。
都内のライブハウスが、一気に4分の1程度まで減るのだ。

では、この「残るライブハウス」はどんな所だろうか?

それは、音もいい、立地もいい、スタッフの愛想もいい、分煙がされている、飲食物がおいしい、集客努力もしている、そんなライブハウスではないだろうか?

ライブハウスの生き残り合戦を引き起こせれば、
その過程でライブハウスのサービスレベルはぐんと向上
し、
向上できなかったライブハウスは消えるのだ。

そして当然、ライブハウスが激減するということは、そこに出演できるバンドの数も激減する

音楽的にも素晴らしく、集客もできる、レベルの高いバンドしかライブハウスに出演できなくなるのだ。

そうなるとチケットノルマなどの制度を設ける必要もなくなる

「今夜は暇だから駅前のライブハウスに寄ってってみようかな」というお客さんだって増えてくるはずだ(今は皆無と言っていい)。

理想的ではないだろうか。

しかし、残念ながら現状はそうなっていない。

なぜなら、動員できないバンドが喜々としてチケットノルマを支払うことによって、ダメなライブハウスを生き残らせてしまっているからだ。

本当にやめてほしい。

以下、ありそうな反論

Q.駆け出しのバンドが場数を踏むための場所は必要だ!

A.そうですね、広めの練習スタジオにお客さん入れてやったり、ライブバー的な狭いところでやればいいと思います。

Q.数が少なくたって楽しみにしてくれるファンがいるんだ!

A.同上です。

Q.ライブ本数減らしたら新しいファンを掴む機会が減る!

A.自分の動員が少ないなら、対バンの動員も大抵少ないですよね?だとするとそのやり方は効率悪いので別の宣伝方法考えたほうがいいと思います。

Q.そんなライブハウスばかりじゃない!●●はとても素晴らしいハコだ!

A.そうですね、例外はあります。そこはきっと生き残るから安心してください。

ぼくのTwitterは @kentaro_kaiho です。フォローお願いします。

※誤解をまねきそうな表現を、一部修正しました(2017/5/8 13:30)

※追記記事はこちら >> 謝罪と反論(動員がないならライブ止めろ記事について) (2017/5/10 7:04)