音楽活動

バンド「チケットノルマあるなら出ません」←これやばい

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こんばんは。海保けんたろー(株式会社ワールドスケープ代表/ドラマー)です。

先日、ライブハウス「四谷アウトブレイク」「下北沢ろくでもない夜」の
名物店長お2人に声をかけていただいてトークライブに出演してきました。

佐藤booneさん、原口雄介さん、ありがとうございました。

ちょっと前に話題になったぼくのブログ記事の話から、
恋愛観の話に急に移行したりしてとても楽しかったのだけど、

その時に原口さんが言ってて「なるほどなあ」と思ったことがあったので、
今日はそのトピックについてのぼくの意見を。

チケットノルマとは

あなたは「チケットノルマ」というシステムをご存知だろうか。

知らない人もいるかもしれないので説明するが、

要はインディーズバンドなどがライブハウスに出演する際に

「最低でも○人は動員してくださいね。
もし足りなかったらその分のチケット代はあなたに払ってもらいますからね」

という約束をさせられるシステムだ。

チケットノルマ10枚のイベントに出演して、4人しか動員できなかったら、
ライブ終了後に、バンドはライブハウスに6人分のチケット代を支払わなくてはいけない。

このシステムに対する批判は多いが、ぼくはある程度必要な仕組みだと思っている。

そんな中で「ぼくたちは、チケットノルマを課されるイベントには出演しません」
ライブハウスやイベンターに対して宣言するアーティストがいる。

気持ちはわかるが、これは大いに損をしているので、
心当たりのあるアーティストはぜひ考え直してほしい。

チケットノルマに動員が届かなかった

お金払う

つらい

チケットノルマがなければいいのに

こういう思考を辿ってしまうのは仕方がない。

ただそれで「今後はチケットノルマのあるイベントには出演しないぞ」と決めてしまうのは、
そのバンドの未来を大きく狭めてしまうのだ。

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動員があるか、ないか

以下、チケット代は2000円だと仮定する。

30人動員できるバンド
「ノルマ10枚(11枚目以降全額バック)」のイベントに出演すると
2000円×20枚=4万円の利益が出る。

そのバンドが
「ノルマなし(1枚目以降50%バック)」のイベントに出演すると
1000円×30枚=3万円の利益が出る。

つまり、バック率次第ではノルマありの方が稼げるのだ。

だから、動員が安定しているバンドはノルマではなく、
ノルマとバック率のバランスを気にする
のだ。

それに対し、5人しか動員できないバンド
「ノルマ10枚(11枚目以降全額バック)」のイベントに出演すると
2000円×5枚=1万円の損失が出る。

そのバンドが
「ノルマなし(1枚目以降50%バック)」のイベントに出演すると
1000円×5枚=5000円の利益が出る。

そう。動員が少ないバンドはノルマがない方が嬉しいのだ。

ノルマなし縛りはやばい

すなわち、ライブハウスのブッキング担当者から見ると
「チケットノルマのあるイベントは出ません」と言っているバンドは、
「ぼくたちは動員が少ないし、がんばる気もないです!(キリッ」と宣言しているようなもの
なのだ。

そんな宣言をしてしまったら、
「この日はきっと動員も多いし、かっこいいバンドばかりだし、絶対に盛り上がるぞ…!」
というイベントへの出演依頼は当然来なくなる。

対バンも動員が少なく、イベント全体の動員よりも出演者の方が多い、というような
寂しいイベントへの出演依頼ばかりが来るだろう。

すると結局認知が広がることもなく、
動員数も(別で何かしない限りは)増えていかない。

負け組バンドマンコースへようこそ。

どうすればいいのか

どうしても5人しか呼べないというバンドは、まずはライブ本数を減らすことから考えるといい。

月3回のライブに5人ずつ呼べるなら、月1回のライブには10人呼べるのではないだろうか。

そして「ノルマがあるイベントは出ません」とは決して宣言せずに出演するイベントを選ぶべきだ。

「ノルマなしのイベントに出るな」ということではない。
「いいイベントがあれば、その日に集中して動員してノルマ越えてみませす」というスタンスを表明し続けることが大切なのだ。

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SHOWROOM配信のコツまとめ(随時更新)

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こんばんは。海保けんたろー(株式会社ワールドスケープ代表/ドラマー)です。

生配信アプリ「SHOWROOM」を知っているだろうか?

この記事は、SHOWROOMを使って

・自分のファンを増やす
・お金を稼ぐ
・メディア露出などのチャンスを掴む

の3点を実現していくためのコツをまとめたものだ。

長文だが、闇雲に配信するよりもずっと効率が良くなるから、
ぜひがんばって読んでほしい。

(最終更新:2017/6/8)

SHOWROOMで実現できること

そもそもあなたの夢や目標はなんだろうか?

「アーティストとして日本武道館でライブをしたい」
「プロミュージシャンとして生計を立てたい」
「有名な声優になりたい」
「タレントとしてテレビに出まくりたい」

人それぞれだと思う。

SHOWROOMを使って実現できることは、主に冒頭に書いた
「自分のファンを増やす」
「お金を稼ぐ」
「メディア露出などのチャンスを掴む」
この3つだ。

この3つがあなたの夢や目標にちゃんとつながりそうだろうか?
もしあまり関係ないということであれば、SHOWROOMをやるメリットは少ないのでやめておこう。

SHOWROOMと他の配信アプリの違い

SHOWROOMをやってみよう!と決めたなら、この先を読んでほしい。

SHOWROOMが他の配信アプリ(ツイキャス・ニコ生・LINE LIVEなど)と大きく違うのは「イベント」の存在にある。

イベントというのは、SHOWROOM内で常にたくさん開催されている、オンライン・オーディションのようなものだ。

配信者は事前に、イベント一覧から気になるイベントにエントリーをすることができる。

そのイベントにエントリーした配信者の中で、期間内に最も「支援ポイント」を集めた人が、そのイベントの1位特典をゲットすることになる。

特典はさまざまだが、例えば

「テレビ・ラジオ・雑誌などに出演できる」
「大きなイベントのステージに立てる」
「何か(数万円するものなど)がもらえる」
などがある。

どのイベントを選べばいいのか?という点については
「本心で勝ちたいと思えるものの中で、適度に勝算があるイベントを選ぶべき」
というのがぼくたち(ワールドスケープ社)の研究の結論だ。

ぼくたちが取ったデータによると、イベントにエントリーしているだけで、平均獲得支援ポイントは約4倍になる。

SHOWROOMで配信するなら、必ず何かしらのイベントにエントリーした上でやるべきだ。

「適度に勝算があるイベントを選ぶ」というのは感覚的には難しいかもしれないが、
最初のうちは初心者向けイベントを選択するのがいいだろう(スタートダッシュ、はじめの一本、などそれっぽい名前がついている)。

もしくはすでに開催中のイベントの中で、極端に参加者の少ないもの(4人以下とか)も狙い目だ。

ある程度上位に食い込んで優勝争いに絡むことができれば、フォロワー増加や売上増加にかなり効果がある

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男女差について

SHOWROOMを見ていると、女性配信者がかなり多いことに気付くかと思う。

AKB48系のメンバーが配信していることもあり、SHOWROOMを見ているのは30代以上の男性が中心のようだ。

そのため、男性配信者よりも女性配信者が有利なのは事実である。

しかし一方で、男性配信者が全然ダメかというとそんなこともなく、
ぼくたちが取ったデータによると男性でも女性の46.1%程度の有料ギフト売上(後述)は出る

ちなみに女性は、ルーム画像に使っている顔写真が可愛いor綺麗だと結果に繋がりやすいので、
「奇跡の1枚」を思い切って使ってしまう方がいいだろう。

もちろん配信を見て「写真と違うじゃん」と思われるリスクはあるが、そこからは配信内容で勝負すればいいことである。

一方で男性は、イケメンかどうかがあんまり結果に影響しないようだ。

現状のSHOWROOMで大きな結果を出すためには、男性閲覧者に好感を持たれるかどうかが鍵となるので、
カッコつけている雰囲気よりも、いいやつ感、がんばってるやつ感、みたいな方が結果に繋がるようだ。

そういう意味では、男性は年齢差もあまり出ていない。
50代以上の男性アーティストでも、驚くほどの結果が出ることを何度も目にしている。

まいにち枠について

他に数字として影響があるものとしては「まいにち枠」というのがある。

SHOWROOMでルーム一覧を見ているとジャンルごとに「まいにちアイドル」「まいにちミュージック」と表示されているルームがあることに気付くかと思う。

ここに表示されているルームは、他のルームよりも上に表示され、目立つ

ぼくたちが取ったデータによると「まいにち●●」枠に入ることにより、平均閲覧者数は1.74倍になる。

ここに表示されるためには、11日以上連続で配信する必要がある(15分未満の配信はカウントされないので注意)。

15分以上の配信を11日以上連続でやれば、それ以降はまいにち枠にあなたのルームが表示されるようになり、
閲覧者数が増える。

大変そうだと思うかもしれないが、やる価値は大きい。
できればぜひ目指してほしい。

配信内容について

何はともあれ、イベントにエントリーが完了したら、ぜひ配信を開始してみてほしい。

ちなみにイベントにエントリーしなくても配信はできるが、イベントとはどういうものなのか早めに体験しておいた方がいいし、
勝てなくても特にデメリットはないので、さっさとエントリーしてしまうことをオススメする。

配信の細かい手順などは省くが、特別難しいことはないはずだ。
スマホアプリから配信しても、パソコンで配信してもいい。

そこで次に浮かぶのが「どんな内容を配信すればいいんだろうか?」という疑問だ。

歌とトークを交えて盛り上げればいいのだろうか。
毎回テーマを決めて楽しい配信をすればいいのだろうか。
それとも閲覧者からもらったコメントを読み上げて交流すればいいのだろうか。

どれも悪くはないが、どれも最重要ポイントではない

SHOWROOMで結果を出すために最も効果のある配信内容は、

– – – – – – – –

この続きは、Frekul経由でSHOWROOM公式アカウントを取得した方限定公開となります。
下記のページからお申込みください(無料)。

申し込むとすぐに自動返信で、記事URLとパスワードが届きます。

>> SHOWROOM 公式アカウント(ミュージック)配信 | Frekul(フリクル)


インディーズアーティストが自力でできる宣伝方法・10選

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こんばんは。海保けんたろー(株式会社ワールドスケープ代表/ドラマー)です。

インディーズに限らず
「どうやったら新しい人に自分たちの存在を知ってもらえるか」
「どうやったら新しい人に自分たちの音楽を聴いてもらえるか」
というのは、音楽活動をしている者たちの永遠のテーマだ。

多くの予算や政治力があれば
「地上波テレビに出演する」「有名アニメの主題歌をやる」
というような選択肢を取ることができるが、
そうではないアーティストにできることにはどんなことがあるのか?

個人的にオススメしたい、10種類のアイデアを以下に解説する。

どれを選ぶべきかは音楽性や活動スタンスによるので、ぜひ自分たちにあったものを見つけてほしい。

1.演奏許可が出るオープンスペースでライブする

古典的な宣伝方法として「路上ライブ」というのがあり、
それは未だに有効ではあるのだが、いかんせん違法である。

警官は発見次第止めにくるというわけではなく、
苦情が入った場合に止めにくる、という感じなのだが、
ルールを遵守して活動したい場合は、許可が取れる場所を探してやるという選択肢もある。

闇雲に道路使用許可を申請しても通ることはまずないが、
自治体などの方針でライブ演奏を許可している場所はなくはない。

少なくともぼくが野外ライブをやりまくっていた2006年くらいの時期は、
・池袋西口公園
・海ほたる
・新小岩駅前
・ミューザ川崎前
などは演奏許可を取ることができたし、

・ららぽーと
・カレッタ汐留
・飯田橋ラムラ
・川崎ラチッタデッラ
といったショッピングモール系もライブステージが定期的にブッキングされていた。

言うまでもなく、通りすがりの人たちにアピールすることができるため、有効だ。

現在の状況は調査が必要だが、「あそこでライブしてたバンドいたな…」という記憶を引っ張り出して、
そこに正面から問い合わせてみたら案外出れた、ということはあり得る。

ちなみに路上ライブ・野外ライブの弱点は「どこまで行っても足し算でしかない」という点にある。

熱心にやりまくれば、1日に数人というレベルでファンを増やしていくことはできる。
しかし、ワンマンライブで200〜300人くらいの規模になってからは、飽きていく人数と新しくファンになる人数が同じくらいになってしまうのだ。

そこまでくると、別の手を考える必要がある。

2.YouTubeにカバーをアップする

路上ライブよりも、もしかしたらこちらがパッと思いついていた人もいるかもしれない。
今となってはかなりオーソドックスな手段だ。

有名曲のカバー音源を制作し、映像をつけてYouTubeにアップするのだ。

するとその曲名やアーティスト名で検索した人が、あなたのカバー動画を再生する可能性がうまれ、
そのカバーが素晴らしければファンになってくれるかもしれない、という流れだ。

前提として、この方法は多くのアーティストがやりすぎていて、もはやレッドオーシャンである。
(この方法で成功したのは、日本ではGoose houseが有名だ)

しかし無効だとまでは言えない。
しっかりクオリティの高いものをアップできれば、まだまだ可能性はあるだろう。

コツとしては

アレンジは大胆に変更する(そうしないと原曲と比較されてマイナス評価を得やすい)

タイトルでカバーだと分かるようにしておく(そうしないと視聴者に「原曲じゃない!騙された!」と感じさせてしまう)

原曲がアップされていない(削除されている)曲を選ぶ(再生される確率が劇的に上がる)

あたりだろうか。

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3.インパクトのあるMVをYouTubeにアップする

思わずTwitterでつぶやきたくなるような、インパクトのあるMusicVideoを作る。

これは成功すればとても大きな効果を生む可能性を秘めているが、当然ながら難易度は高い。
発想力が勝負になるし、予算との戦いもある。

SNSとの相性で言うと、かっこいいもの・泣けるものよりは、笑えるものの方が強い
面白い系に走っても問題がないアーティストキャラクターであるのなら、狙って見る価値は十分にあるだろう。

日本で言えば岡崎体育、キュウソネコカミ、打首獄門同好会、などがこのあたりの名手と言えるが、
彼らは作曲の段階から「こういう映像を作ろう」と考えているように思える。

インパクトのあるMusicVideoを作るなら、作曲段階からイメージを固めておいたほうがやりやすいだろう。

4.音楽活動支援サービス「Frekul」を使う

これはぼくの会社が立ち上げたサービスなので手前味噌にはなるが、
客観的に見ても有用なサービスだと思うので紹介させていただく。

Frekulは多機能なサービスだが、新規ファンの開拓に使えるのは「曲の利用許可」というサービスだ。

>> Frekul(フリクル)

Frekulに曲をアップし、利用許可を「許可する」に設定すると、
その曲が

・インディーズ音楽アプリ「Lumit」
・シンガポールのBGMサービス「ExpressInMusic」
・中国のBGMサービス「MUSICOS」

などのサービスで流れるようになり、自動的に宣伝が行われる

特にLumitは、Frekulで発行できるメールマガジンの登録への導線が作られているので、
「放っておいたらメルマガ読者が増えてた」という状況があり得る。

ちなみに利用料は無料だ。

5.生配信アプリ「SHOWROOM」を使う

再三このブログでも紹介しているが、生配信アプリ「SHOWROOM」は新規ファンの開拓にも便利だ。

>> SHOWROOM(ショールーム)

ツイキャスやLINE LIVEと似たようなサービスではあるため、
音楽がメインというよりはトークと交流がメインにはなるが、
合間に弾き語りなどを入れることにより、路上ライブよりも効率よくファン獲得につなげることができる

生配信系のアプリの比較についてはこちらの記事を参照してほしい。

>> 音楽家はSHOWROOM・ツイキャス・LINE LIVEどれを使うべき?違いとおすすめ

ちなみにSHOWROOMも利用料は無料だ。

6.音楽コミュニティアプリ「nana」を使う

nanaというアプリをご存知だろうか。

スマホのマイクを使って、簡易的に歌や楽器を録音して、
会ったこともない人同士でコラボ(重ね録り)して遊ぼう、という音楽コミュニケーションアプリだ。

有名曲をワンコーラス程度弾き語ったものをアップすると、
誰かがそれにハモリをつけてくれたり、別の楽器を重ねてくれたりする。

このコミュニケーションは新しく、nanaは若年層を中心に支持されているのだが、
あなたの音楽的スキルが高いのであれば、このコミュニティに入っていくという手がある。

音楽でつながるコミュニティアプリ nana

色んな人の音源とコラボしたり、
自分のオリジナル曲を投稿してみたりして、
交流しながら、nana内でファンを作っていくのだ。

実際にnanaからCDデビューを決めたアーティストもおり、
相性が良ければ大きな効果となる可能性はある。

7.他のクリエイターとコラボする

単純に、知名度のあるボーカリストと「フィーチャリング」的なことをやれば、
そのボーカリストのファンに自分たちをアピールすることができる。

これはすでに多くのアーティストがやっていることだが、
コラボ相手は何もボーカリストである必要はない。

例えばイラストレーターとコラボし、自分たちの曲のイメージで1枚絵を書いてもらう。
それを相互に宣伝しあうことによって双方の知名度を伸ばすのだ。

曲を題材にして、

・映像作家に映像作品を作ってもらう
・漫画家に漫画を書いてもらう
・小説家(ライター、ブロガー)に小説を書いてもらう

というのもいいし、むしろすでにある作品に対して、それを題材にこちらが曲を作る、というのもあるだろう。

いずれにせよ重要なのは、コラボ作品ができたら「お互いが」宣伝する、という点だ。
そこを最初の段階でしっかり取り決めておかないと、効果としては曖昧になるだろう。

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8.変わった企画を考えてプレスリリースを送る

バンドマンの中には「プレスリリース」という言葉を知らない人もいるかと思う。

新聞、テレビ、雑誌、ネットニュースなどは、常に取り上げるネタを探している。
「こんなネタ、どうですかー?」とメディアに提案するのが「プレスリリース」だ。

例えばBUMP OF CHICKENであれば「新曲をリリース」だけでニュースになる。
それはBUMP OF CHICKENに興味を持っている人がすでにたくさんいるからだ。

しかし無名アーティストが「新曲をリリース」というプレスリリースをメディアに送っても、
取り上げてもらえることはなかなかない。

そこで「取り上げたくなるネタ」を意図的に作るという手がある。

例えば
「インディーズバンド●●が、海底500メートルでライブ開催」とか
「シンガーソングライター●●が、J-POP史上最も低い声を使う曲を発表」とか言われたら、
「えっ?なにそれ?」となり、そのアーティストのことを全く知らなくても興味をひくニュースになる。

そういうネタであれば、メディアが取り上げてくれる可能性が上がるのだ。

アイデアを練り、プレスリリースを出し、それを実行する、という流れを定期的に作るのも、知名度アップには有効だ。

9.YouTube広告に課金する

YouTube見てると挿入される広告。

あれはお金さえ払えば、個人でも簡単に出すことができる

まずはあなたが宣伝したい動画(MusicVideo)をYouTubeにアップし、
その動画を広告として表示させることにより、人に強制的に見てもらうことができるのだ。

ターゲットは案外しっかり指定することができる。

例えば「サカナクションのMVを見た人に対してだけ出す」とかもできるし、
動画の再生回数ごとに広告料金が課金されるシステムになっているため、無駄な投資にはなりづらい。

また、1日500円とかでも出稿できるので、大金を用意しなくてはできないというわけでもない。
お金がかかることではあるが「確実にMVを見てもらえる」という意味で、試す価値はある。

10.適度に格上のアーティストと対バンする

狙いたい層に近いファン層を持っているアーティストがいるなら、
そこのファンにターゲットを絞って宣伝活動をすると効率的だ。

最高なのはそのアーティストとライブイベントで対バンして、ファンを共有するというやり方である。

とは言っても現実的に、Mr.Childrenと対バンすることは難しい。

ただ「あのバンドならもしかしたらOKしてもらえるかも」という程度の人気アーティストに、
ギャラを提示して対バンしてもらうという感じであれば、通ることもあるので試す価値はある。

宣伝のその次に

宣伝方法の紹介は以上だ。

注意してほしいのは、上記の方法で新しい人に自分たちを知ってもらったとして、その中に気に入ってくれた人がいたとして、
その人にどんなアクションを取ってもらいたいか?をしっかり考えておく必要がある、ということだ。

そうしないと、せっかくの宣伝が結果につなげられず終わってしまうリスクがある。
最終的に自分たちのライブに来てくれたり、CDを買ってくれたり…つまりお金を使ってもらえるところまで、
うまく誘導してあげる必要がある。

そのあたりについては下記の記事で解説した。

>> 宣伝がんばりすぎバンドマンがよく眠れますように

全てを自分たちでやらなきゃいけないと抱え込む必要はないが、
できることが多いほうが有利なのは事実だ。

自立してがんばるアーティストの方に、本記事が少しでも役に立てば幸いである。

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謝罪と反論(動員がないならライブ止めろ記事について)

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おはようございます。海保けんたろー(株式会社ワールドスケープ代表/ドラマー)です。

一昨日公開した記事がちょっと話題にしていただけているようなので、今日はその記事について。

まだ読んでない方は先にこちらを。

>> 動員の少ないバンドはライブするのを止めてもらえないだろうか

とってもたくさん読まれた

まずは、賛成・反対を含めて何かしらのリアクションをくださった方、SNSでシェアしてくださった方に感謝したい。
ありがとう。

おかげでぼくのことを元々知っている人だけでなく、ぼくのことを知らなかった人の目にも記事を届けることができた。

ぼくから見えている範囲では、
全面賛成3 : ほぼ賛成3 : ほぼ反対2 : 全面反対2
くらいの比率でリアクションをいただいている。

ぼくから見えていない範囲ではもうちょっと賛成率が低い気がするので、それを考えると賛否半々くらいなのかもしれない。

それにしても、攻撃的なタイトルの記事の拡散力の強さを実感するばかりである。

ぼくとしては、書いている内容はいつも通りのテンションのつもりだ。

元々このブログでは歯に衣など着せていないし、特別気合を入れて書いたというわけではない(毎回それなりの気合を入れている)。

しかし、昨日の記事はこのブログでこれまでに最も読まれたものとなった。

これはもう、ひとえに攻撃的タイトルのなせる業である。

振り返れば、前回拡散された記事も「あなたがメジャーデビューできないのは、音楽が良くないからだよ」という攻撃的タイトルだった。

これはもちろん、話題になることで問題提起が広まることを狙っているのだが、今回の記事については皆さんに謝りたいことがある(その後に反論もある)。

1つ目のミス

実はぼくは、今回の記事について2つミスをした

1つ目は、タイトルを攻めすぎたことだ。

どんなに良い問題提起でも、ごく少数の人にしか読まれないのであれば、その効果は限定的だ。

多くの人に読まれ、考えるきっかけになり、議論が深まり、空気が変わっていくことを目指すのなら、
「SNSで拡散される」というのは重要なポイントだ。

そして、残念ながらそれは攻撃的なタイトルをつけることにより、高確率で実現できる。

記事をしっかり読んでくださったなら伝わっていると思うが、
実際には
「動員の少ないバンドはライブするのを止めてもらえないだろうか」
というタイトルは
「(チケットノルマを課された上で、その数よりも)動員の少ないバンドは(その規模のライブハウスで)ライブするのを止めてもらえないだろうか」
という意味であるため、誤解を招く表現だ。

しかしそれでも拡散されるメリットの方に踏み込んだ。

これが、今となってはちょっとそちらに寄せすぎたと反省している。

「チケットノルマ以下しか動員できないバンドは、ライブを休んで頭を使え」
くらいにしておくべきだったなと、今は思う。

2つ目のミス

2つ目のミスは、記事更新を告知したツイートだ。

こちらの文言もよくなかった。

記事本文を読んでくれれば分かると思うのだが、キーポイントは「何人動員できるか」ではなく、「チケットノルマ以上の動員ができるか」である

しかしこのツイートによって、全ての前提条件が無視され、「動員10人以下=悪」と語っていると間違って捉えられることになってしまった。
(ちなみに本文中には一度も「10人」という言葉は登場しない)

これが2つ目のミスだ。

正直、完全にやっちまっている

この2つのミスに誘導されてしまった結果不快な思いをされた方々に対し、大変申し訳なく思っている。
心よりお詫び申し上げたい。

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反論が飛んでくる

ぼくは投稿して少しした後「やべ〜〜〜」と思ってまずは記事タイトルを変更したのだが、すでにSNSでシェアされていたので、
これでは飛んできた人が混乱するだろうと思い、もとに戻した。

さらにツイート文もすでにリツイートやリプライをいただいてしまっていたので、そのままにすることにした。
(せめて本文でしっかり誤解が解けるように少し修正した)

つまり、タイトルやツイート文は誤解を招くかもしれないけど、本文さえちゃんと読んでくれれば、誤解は解けるはず、という状況になった。

しかし、その後飛んできた反論のほとんどはタイトルやツイート文しか読んでないと思われる内容だったり、感情論に過ぎず何の反論にもなってないものばかりで、今のところ全くしっくりきていない。

中には「どんなバンドも最初は動員少ないですよね?」とか「動員少なくても素晴らしいバンドはいますよ?」というような、ため息のでるリプライもある。

願わくば、本人にリプライを飛ばす前に記事を最後まで読んでほしい
狭いライブハウスで5人しか動員していないバンドのチケットノルマが3枚だったら、そのバンドは問題ないのだ。

誰か、教えてほしい

ぼくは、常にぼくの意見が正しいとは全く思っていないので、
もし間違っているなら指摘されたいし、納得することにより成長したいのだ。

実現方法が書いてないとか、結果そうなるかは疑問、みたいな意見はまあ、分かる。
「そうですよね」という気持ちだ。
実際、ぼくは実現方法については記事内で言及していないだけだし(もちろんとても難しい問題だが、方法論の手前でまず理想論を語るべきだ)、
それに、どんなことだって結果は誰にも分からない。

「現場を分かってない」とか「読む価値なし」みたいな感情論を飛ばすくらいなら、論理的な反論をいただけないだろうか
それが音楽業界を良くしていくための建設的な議論なのではないだろうか?

「不快」とか「極論」とか言うのは簡単だ。
ではあなたは今のライブハウスを取り巻く環境が理想的だとでも言うのだろうか?
どうしたらこれらの問題が解決するか、ぼく以上に考えているのだろうか?

それならばぜひTwitterで教えてほしい。

そして大変申し訳ないのだがその際は、ぼくがミスってしまった記事タイトルやツイート文に惑わされることなく、本文について論じていただけるとありがたい。

ブログで意見を発信していくメリットのひとつは、自分の間違いを誰かが正してくれる可能性があることだ。

次には

悪態をばらまいた人みたいになるのは本意ではないので、次回更新では、
駆け出しのアーティストが自力でできるプロモーションにどんなものがあるかを、
具体的にリストアップして、1つずつ紹介してみたいと思う。

ぼくは本気で音楽業界を良くしたいと思い、日々努力を続けている。
毎日少なくとも8時間は音楽業界のことを考えている。

ぼくがバカなのかもしれない。
何か間違っているのかもしれない。

でも、だとしたら、あなたの優しさで、その間違いを教えてもらえないだろうか?

ぼくは嫌味でも煽り文句ではなく、心から本気でそう思っている。

ぼくのTwitterは @kentaro_kaiho です。フォローお願いします。


動員の少ないバンドはライブするのを止めてもらえないだろうか

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こんばんは。海保けんたろー(株式会社ワールドスケープ代表/ドラマー)です。

言いたいことはタイトルに書いてしまったが、要は「動員数がとても少ないバンドはライブを減らしてほしい」というぼくからのお願いである。

以下、その理由を説明したい。

趣味バンド、ノルマなしバンドはいい

まず、先に誤解を避けておきたいのだが、
「オレたちは別に売れたいとか、プロとしてやっていきたいとかは思ってない!社会人として働きながら、趣味としてライブをしたりしたいんだ!」
というバンドは、この件に該当しない。

そういう音楽活動は大いにアリだと思うし、そういう人たちにつべこべ言う気もない。
大いに趣味を楽しんでほしい。

あと、「チケットノルマいらないから出演してくれ」と言われてライブハウスに出演しているバンドもこの限りではない。
そういうバンドは、お金以外の何かしらの理由でライブハウスに求められているから、問題ない。

問題なのは、いわゆるプロ志向でありながら、チケットノルマを課され、それ以下の動員しかできない、というようなバンドである。

はっきり言おう。
そんなバンドたちが、今のライブハウス業界を腐らせているのだ。

ライブハウスを取り巻く問題

普段ライブハウスに出入りする習慣のない人はピンとこないかもしれないが、
ライブハウスを取り巻く問題は色々ある。

よく声が上がるのはこのあたりだろうか。

・スタッフが愛想悪い、分煙がされていない、ドリンクが薄い、食べ物がない、などの「ライブハウス・サービス悪い問題」

・集客についての努力をほとんどせず、出演するバンドの集客に全面的に頼っているという「ライブハウス・集客しろ問題」

・本来は協力関係にあるはずの出演するバンドからお金を取ることで、商売を成立させているという「ライブハウス・チケットノルマ問題」

どれもずっと言われている根の深い問題だ。

しかし「チケットノルマ以下しか動員できないバンド」がライブをやめることによって、これらはすべて解決する

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問題解決の流れ

例えばチケットノルマ分も動員できないバンドが、来月から一斉にライブをやめた場合、どうなるか考えてみてほしい。

少なくともキャパ100〜300くらいの都内ライブハウスは、出演者が激減してスケジュールの7〜8割が空くことになるだろう。

出演者がいないということはもちろん集客もできないので、売上が立たなくなる。

結果、家賃や人件費が支払えなくなり、つぶれる。

ぼくの感覚では、おそらく7〜8割のライブハウスが成立しなくなると思う。
都内のライブハウスが、一気に4分の1程度まで減るのだ。

では、この「残るライブハウス」はどんな所だろうか?

それは、音もいい、立地もいい、スタッフの愛想もいい、分煙がされている、飲食物がおいしい、集客努力もしている、そんなライブハウスではないだろうか?

ライブハウスの生き残り合戦を引き起こせれば、
その過程でライブハウスのサービスレベルはぐんと向上
し、
向上できなかったライブハウスは消えるのだ。

そして当然、ライブハウスが激減するということは、そこに出演できるバンドの数も激減する

音楽的にも素晴らしく、集客もできる、レベルの高いバンドしかライブハウスに出演できなくなるのだ。

そうなるとチケットノルマなどの制度を設ける必要もなくなる

「今夜は暇だから駅前のライブハウスに寄ってってみようかな」というお客さんだって増えてくるはずだ(今は皆無と言っていい)。

理想的ではないだろうか。

しかし、残念ながら現状はそうなっていない。

なぜなら、動員できないバンドが喜々としてチケットノルマを支払うことによって、ダメなライブハウスを生き残らせてしまっているからだ。

本当にやめてほしい。

以下、ありそうな反論

Q.駆け出しのバンドが場数を踏むための場所は必要だ!

A.そうですね、広めの練習スタジオにお客さん入れてやったり、ライブバー的な狭いところでやればいいと思います。

Q.数が少なくたって楽しみにしてくれるファンがいるんだ!

A.同上です。

Q.ライブ本数減らしたら新しいファンを掴む機会が減る!

A.自分の動員が少ないなら、対バンの動員も大抵少ないですよね?だとするとそのやり方は効率悪いので別の宣伝方法考えたほうがいいと思います。

Q.そんなライブハウスばかりじゃない!●●はとても素晴らしいハコだ!

A.そうですね、例外はあります。そこはきっと生き残るから安心してください。

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※誤解をまねきそうな表現を、一部修正しました(2017/5/8 13:30)

※追記記事はこちら >> 謝罪と反論(動員がないならライブ止めろ記事について) (2017/5/10 7:04)


今すぐできる、自作曲をカラオケに入れる4つの方法

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こんばんは。海保けんたろー(株式会社ワールドスケープ代表/ドラマー)です。

以前は「カラオケに入曲する」というのは大変なことだった。

技術的・コスト的・契約的なハードルが高かったため、たくさん歌われる見込みがない限りは配信されなかった。

しかし、ここ数年でその状況が大きく変化しつつあるのをご存知だろうか。

あなたがもし、オリジナル曲をお持ちのアーティストであるなら、
その曲が全国のカラオケ店で歌えるようになる
のは、もう夢物語ではないのだ。

カラオケに曲が入るメリット

カラオケ配信の方法を紹介する前に「そもそもなぜカラオケ配信するのか?」という部分を一旦考えてもらいたい。

カラオケ配信するメリットは、下記のようなものが考えられる。

●「カラオケに入ったの?すごい!」と友人やファンに思ってもらえる

これは、確かにある。
あるが、カラオケ業界が変わりつつある今、このメリットは段々薄まっていくことだろう。

今から5年くらい限定のメリットだと考えたほうがいい。

●印税が入る

これは、案外大きい
JASRACなどの著作権管理団体に曲を預ける必要がある、という縛りがあるが、
もし預けた上でカラオケ配信を行えば、そもそも掲載されているだけでも(一度も歌われていなくても)印税は少しだけ入る

もちろん歌われればそれだけ入ってくる。
音楽活動をやっていく中で定期収入が作れる意味は大きい。

ただしJASRACに登録した場合に発生するデメリットとの天秤になるので、
ぼく個人の意見としては、たくさん歌われる見込みがないのであれば、
JASRAC登録せずにカラオケ配信する方が良い
と思っている(その場合は印税は入らない)。

カラオケ配信において悩ましい点と言える。

●友人やファン(もしくは自分)が歌うことにより、その場にいる人へのプロモーションになる

これはほぼ確実に発生するメリットだ。

あなたも「友達がカラオケで歌ってた曲」という感じで知った曲があるのではないだろうか?

友人やファンが歌ってくれる度に、それが発生するのだ。
「この曲誰の曲?」「●●●さんって言うんだ、好きなんだよね」「そうなんだ?いい曲だね」
みたいな会話もあるかもしれない。

以上のようなメリットを目的として、カラオケ配信をするのだ。

それでは、具体的なカラオケ配信の方法を紹介しよう。

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Frekul かんたんカラオケ配信

正直、一番オススメ
少しのお金はかかるが、申し込みも簡単だし、JOYSOUNDとカラ鉄に一斉配信できるし、無期限だ。

配信先:JOYSOUND MAX,JOYSOUND f1,カラオケの鉄人
価格:3800円〜12800円
配信期限:無期限
背景映像:自作・おまかせどちらも可能
歌詞表示:自作・おまかせどちらも可能

>> Frekul かんたんカラオケ配信

うたスキ ミュージックポスト

JOYSOUNDの公式サービス。無料なのが最大の強み。
ただ、歌詞テロップ表示については自分のWindowsパソコンで制作する必要があり、それが結構大変。

配信先:JOYSOUND MAX,JOYSOUND f1
価格:無料
配信期限:180日(操作により継続手続き可能)
背景映像:自作・おまかせどちらも可能
歌詞表示:専用ソフトで自作する必要あり

>> うたスキ ミュージックポスト

niconico カラオケ配信プログラム(カラプロ)

ニコニコ動画にオフボーカルのMusicVideoをアップして、申し込みをするだけで、それが配信されるというサービス。
歌詞の表示をやってくれるサービスは入ってないので、映像に自分で歌詞を入れておく必要あり。

配信先:JOYSOUND MAX,JOYSOUND f1
価格:無料
配信期限:最長360日
背景映像:自作する必要あり
歌詞表示:自作する必要あり

>> niconico カラオケ配信プログラム(カラプロ)

エクシング 特別有料配信サービス

JOYSOUNDやUGAを運営しているエクシング社の公式サービス。
JOYSOUNDとUGAの全ての機種に入れられる現状唯一の方法だが、価格がとにかく高い。

配信先:JOYSOUNDとUGAのすべての機種
価格:非公開(ネット上の口コミによると数十万円)
配信期限:無期限
背景映像:自作・おまかせどちらも可能
歌詞表示:おまかせ

>> エクシング 特別有料配信サービス

配信方法の紹介は、以上だ。

カラオケ業界はオープン化している

今回は、「リクエストを送信する」というニュアンスのものは外し、ほぼ確実に入れることができる方法のみを紹介した。

知名度の高い曲であれば、上記の方法を使わずとも、
カラオケ業者にリクエストを送信するだけで入る可能性があるので、そちらもご検討いただきたい。

今後カラオケ業界がオープン化の方向に進んでいくのは間違いない。
その根拠は下記の2つだ。

●カラオケで歌われる曲が、年々バラけてきている

(マイナーな曲も入れていかないと、ニーズに応えきれない)

●ネット回線が高速になったため、オーディオファイルや映像ファイルの短時間転送が可能になった

(新譜追加のために、いちいちMIDIデータで打ち込み直す必要がない)

カラオケによる音楽の認知や、カラオケ印税による収入は、
これからもアーティストにとって重要な一面を担い続けるだろう。

全国のカラオケ店に、あなたの曲を1つ2つ入れてみてはいかがだろうか。

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芸術家がビジネスについて語るのは損だけど語ってもらいたい

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こんばんは。海保けんたろー(株式会社ワールドスケープ代表/ドラマー)です。

今日はまず、あなたの好きな芸術家(ミュージシャン、イラストレーター、写真家など)を1つ思い浮かべてほしい。

…良いだろうか。

その人物が、ビジネスについて語っていたらどう思うだろうか?

「売上をアップさせるためにこういうことをしています」
「こういう人たちをターゲット層として宣伝戦略を練っています」
「作品づくりの時は、話題性を生む仕組みを考えて仕込みます」

という発言を聞いたら、あなたはどう思うだろうか。

がっかりする?
逆にもっと好きになる?
なんとも思わない?

芸術家がビジネスを語ることについて、ぼくの意見をまとめてみたのがこの記事である。

ビジネスを語る芸術家

ビジネスについて語る芸術家、というとどんな人が思い浮かぶだろうか。

例えば、AKBグループのプロデューサーとして知られる秋元康さんは、作詞家でもある。
実際に多くの曲の歌詞を制作しており、そういう面では芸術家と言えるだろう。

近いジャンルで言うと、J-POP界に一時代を作り上げた小室哲哉さんも、作詞作曲家である。
同時に、すぐれたビジネスマンであることも疑いの余地がない。

音楽プロデューサーという枠以外で考えると、例えばサカナクションの山口一郎さんも、
かなりビジネスや戦略について語る芸術家と言えるのではないだろうか。

音楽以外で言うと、キングコングの西野亮廣さんは絵本作家という芸術家であると同時に、
ブログなどではかなりビジネス的な発言が多い。

また、「ブラックジャックによろしく」を無料開放して話題になった佐藤秀峰さんは漫画家であり、
漫画業界に新風を巻き起こしている会社の代表でもある。

このように、ビジネスについて語る芸術家というのは珍しいわけではない。

しかし一方で、B’zも、西野カナさんも、ゲスの極み乙女も、蜷川実花さんも、草間彌生さんも、ビジネスについて語ることはない(たぶん)。

見渡してみれば、多くの芸術家が「ビジネスについて語らない」という選択をしている

芸術家がビジネスを語らない理由

なぜ多くの芸術家はビジネスについて語らないのだろうか。

最初に直感的に浮かんできそうな答えとしては「そもそもビジネスの専門家ではないから、語ることがない」あたりであろうか。

しかしこれに関してはぼくは同意できない。

一定の成功を収めている芸術家は、ほぼ例外なくしっかりとしたビジネスマインドを持ち合わせているからだ。

なんとなく浮かんでくるイメージを、なんとなく周りにいたメンバーと、なんとなく発信しているだけで成功するほど、「芸術で食っていく」というのは甘くない。

逆に言えば「芸術で食えている人」の多くは、ビジネス的な部分についてもしっかりと学び、考え、実行してきた人だと言える。

彼らが「語ることがない」とは、ぼくには到底思えない。

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わざと語っていない

すると有力になってくるのが「語るべきではないと思っている」という説だ。

最初の質問を思い出してほしい。

あなたが好きな芸術家がビジネスについて語っているのを聞いたら…

「がっかりする」

と思った方もいるのではないだろうか。

「もしかしてあの素敵な歌詞は、計算に基づいて狙って書いたものなのかな…」
「もしかしてあの情熱的な表情は、戦略的に演じてるものなのかな…」

と考えてしまう方が出てくるのは、十分に想像ができる。

これは、芸術家にとってかなりキツイ

今後、どんないい作品を生み出したとしても
「これはあなたの想いとか感情とかじゃなくて、戦略的に作られた”商品”なんでしょ」
と思われてしまう
のだ。

そんなリスクがあるくらいなら、ビジネスについて語るべきではない

そう思うのは自然なことだ。

それでも語ってほしい

というわけで、

結論!芸術家はビジネスについて語るべきではない!

と言って終わりたい気持ちもあるのだが、実はちょっと引っかかっている

前述した通り、成功した芸術家はほぼ例外なくビジネスマインドを持ち合わせている。

しかしその事実があまりに隠されて過ぎていると、後進たちはビジネスマインドの重要性に気付かない

例えばMr.Childrenの桜井さんだって、明らかにかなり戦略的に動いてきた人だと思うのだが、
世間一般から見たキャラクターは「音楽をひたすら愛する、純粋なアーティスト」という印象だ。

桜井さんが音楽を愛しているのは嘘ではないと思うが、それだけではないというのも事実だ。

やはりそこを裏で支えるビジネスマインドがあったからこそ、商業的な成功をおさめられたのだと思う。

だからもしあなたが芸術家で、しかも一定の成功をおさめているのであれば、
後進のために少しだけでいいからビジネスについても発信をしてほしい。

そしてもしあなたが芸術家の卵であるのなら、純粋な芸術性を追求するのと共に、
ぜひビジネスという切り口からも自分の活動を考えてみてほしい。

あなたが真摯に作品づくりを続けていれば「がっかりする」と思った人にも、いつかは想いが伝わるはずだ。

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著作権とは?原盤権とは?限界まで分かりやすく解説してみた

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こんばんは。海保けんたろー(株式会社ワールドスケープ代表/ドラマー)です。

あなたがもし音楽活動をしているなら、「著作権」「原盤権」「JASRAC」というような言葉を聞いたことがあるかと思う。

ひとつひとつ、ちゃんと意味わかっているだろうか?

案外わかってない人も多いのでは?と感じることがあったので、今日は、可能な限りわかりやすく「それらが何なのか」を解説してみようと思う。

(全体的にわかりやすさを重視したので、細かい例外などは省いて説明してます)

著作権とは何か

著作権とは「自分が作った詞や曲について、他者が勝手に使うのを拒否することができる権利」だ。

例えばぼくが「かいほの歌」という歌を作詞作曲したとしたら、ぼく以外は誰も「かいほの歌」を使用することはできない。

ちょっと鼻歌を歌うくらいはOKだけど、人を集めてその前で発表してはいけないし、
勝手に録音して人に聴かせたりしたりしてもいけない。

もしどうしても使いたければ、ぼく本人に連絡を取って、交渉するしかない

これが著作権。
そしてこの著作権は、あなたが曲を作った瞬間に自動的に発生し、どこかに登録したり申請したりする必要はない

原盤権とは何か

原盤権とは「自分が曲を録音したら、その録音したものを他者が勝手に使うのを拒否することができる権利」だ。

つまり著作権は「作詞者と作曲者」の権利。
原盤権は「録音した人」の権利ということになる。

紛らわしいのは、「録音した人=演奏した人」ではなく、
録音した人=レコーディング費用を出した人」という点だ。

つまり、知らないおじさんが「私がレコーディング費用を出してあげるから、君たちバンドのCDを作ろう」と寄ってきたら、
著作権は自分たちのものだが、原盤権はおじさんのものということになる。

インディーズあるあるなので気をつけてほしい。

これも、録音された音源を使いたければ、レコーディング費用を出した本人に交渉するしかない

これが原盤権だ。
そして原盤権も、どこかに登録したり申請したりする必要はない

自動的におじさんに発生するのだ。

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JASRACとは何か

そしてJASRACは「うちに著作権を預けてくれれば、それを利用してお金を稼いできてあげますよ」という組織だ。

あなたが「コンサートで福山雅治の曲を演奏したいなあ」と思っても、
もしJASRACが存在しなければ、福山雅治の連絡先を調べるところから始めなくてはいけない。

しかも連絡が取れたとしても「嫌です」って言われたらおしまいだし、
もしかしたら「1億円くれればいいですよ」と言われるかもしれない。

これはもう圧倒的に面倒すぎる。

しかし逆に、もしその福山雅治の曲がJASRACに登録されていたら、
JASRACのホームページで料金表を見て、その金額をJASRACに支払えばもうOKだ。
「お前の歌下手だから」とかいう理由で拒否されることもない。

これは、福山サイドからみても便利と言える仕組みなのがわかると思う。

強いて言えば福山さんが自分で自分の曲をコンサートで演奏する時も、JASRACにお金を払う必要があったり、まあ面倒な点や問題点も色々あるのだが…。

>> JASRACの何が問題点なのかを解説するから、もう許してあげてほしい

盗作について

ちなみに、JASRACに「盗作防止」の機能があると思っている人がいるが、あれは全くの誤解だ。

あなたが曲を作った時点ですでに著作権は発生しており法的に保護はされているし、
逆に盗作防止についてJASRACは特に何もしてくれない。

もし誰かが、あなたの作った曲にとても似ている曲を発表した場合は、
あなたが本来持っている著作権を根拠に、取り下げ要求やお金の請求などを行うことができる。

そこで相手側が「いやいや、これはおれが作った曲だもん!」と主張してきた場合は、裁判になる。

裁判では「どっちが先に作ったのか」が争点になり、その証拠のひとつとして「ぼくは●月●日の時点ですでにJASRACに登録してました」というのを提出することはできるが、
これは別に「ぼくは●月●日の時点でYouTubeにアップしてました」と同じ効果なので、JASRAC自体が何かを証明してくれるというニュアンスではない。

YouTubeにカバーをアップするのは合法なのか

これはよくある質問なのだが、YouTubeとJASRACは包括契約を行っているため、YouTubeに(JASRAC登録曲の)カバーをアップするのは合法だ。

ただし、JASRACは原盤権についてはノータッチであるため、YouTubeに「誰かが録音したもの」をアップするのは違法なので注意してほしい。

あくまで自分で歌ったもの・演奏したもの・打ち込んだものであればアップできるということだ。

ちなみにカラオケルームで歌った様子をアップしている人を見かけるが、あれは「カラオケの機械を作っている会社の原盤権」を侵害しているのでダメだ。
あくまでバックの演奏も含めて、自分で作ったものである必要がある

権利関係はめんどい

著作権、原盤権といった権利まわりは複雑であり、面倒だ。

しかし実際にこれらの仕組みのおかげで生計を立てられているミュージシャンはとても多い。

もしこういう複雑なルールが存在しなければ、たくさんの作詞作曲家が廃業して、多くの名曲が生まれずに終わっていたかもしれない。

法律の設計が技術の進化においついていない点も多いし、JASRACの抱える組織的な問題点も多いが、
権利=うざい、JASRAC=カス、のような短絡的な思考はやめて、客観的に捉えてほしい。

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音楽活動で生計を立てたいなら工藤江里菜さんを研究せよ

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こんばんは。海保けんたろー(株式会社ワールドスケープ代表/ドラマー)です。

「これからの時代、音楽アーティストがどうやって収益を得ていくべきか?」と考えた時に、「グッズ販売」はひとつのキーになるのは間違いない。

しかし、数千人・数万人といったファンがいないインディーズアーティストが、グッズ販売によって大きな収益を得るのは、なかなか難しい

そんな常識を壊す、工藤江里菜さんというシンガーソングライターと出会ったので、彼女のすごさを今日は語りたい。

グッズ販売に重点を置く活動

彼女の主戦場はショッピングモールだ。

海老名にあるビナウォークでの定期ライブを中心に、それ以外にもいくつかのショッピングモールでライブを展開している。

ショッピングモールなどのオープンスペースでライブをするメリットは、「通りすがりの人に見てもらえる(=新規開拓になる)」という点だ。

しかしその一方で、「何人お客さんを動員しても自分の収入にはならない」というデメリットがある。

ショッピングモールや路上ライブなどと、ライブハウスでのライブを併用して開催しているアーティストも多いが、
「無料で見られるライブにしか来てくれない層」が生まれ、ライブハウスでの有料ライブのチケットがなかなか売れずに苦労している例も多い。

そんな中、工藤江里菜さんはライブハウスでのライブをほとんどせずに「グッズ販売」によって十分な収益を得ている、珍しいタイプのインディーズアーティストだ。

考え方が根本的に違う

多くのアーティストの思考順は、下記だ。

作詞作曲を行う

ライブでのお披露目や、CD化などについて考える

リリースイベントやツアーなどが決まったら、それに合わせてグッズ制作を検討する

しかし工藤さんは違う。

新曲のコンセプトを考えながら、その曲の世界観でどんなグッズが作れるかを検討する

作詞作曲を行う

CDをライブ会場(ショッピングモール等)で発売すると同時に、その曲のコンセプトに合ったグッズも発売する

もう、作曲の前からグッズについて考えているのだ。

グッズにはストーリーが重要」と彼女は語る。

取ってつけたように突然リストバンドを作ったり、突然キーホルダーを作ったり…。
グッズ制作を後から考えるパターンだとそうなってしまいがちだ。

しかし、曲のコンセプトについて考えている時にグッズについても考えることができれば、

「新曲は雨についての歌にしよう」→じゃあ、傘を作れないかな
「新曲は電車についての歌にしよう」→じゃあ、パスケースを作れないかな

という発想を事前に組むことができる

そうすると、CD発売と同時に「そのグッズが作られた必然性」がそこに生まれ、
パスケースが「新曲の世界観を楽しむための追加アイテム」としての価値を持つのだ。

>> 工藤江里菜の笑ってシマウマ♪(ブログ)
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グッズにストーリーを持たせる

「グッズにはストーリーが重要」という言葉にはもうひとつ要素がある。

工藤さんは、新曲の制作過程と同じように、グッズ制作の過程もブログで公開しているのだ。

グッズを作ることにした理由。

デザインに込めた想い。

手作業で仕上げている部分。

完成の喜び。

これらをリアルタイムに共有していくことによって、そのグッズの発売日はファンにとって、
ただの「新しいグッズが発売された日」ではなく、
「あのグッズを、ついに手に入れることができる日」になる
のだ。

こうして、ひとつひとつのグッズにストーリーを与え、それを共有していく。

これが、グッズで多くのファンに喜んでもらい、かつアーティストとしての収益を生み出していく工藤さんのやり方である。

CDはグッズである

ちなみにここまで「グッズ」という言い方をしているので誤解されているかもしれないが、
工藤さんが最も多く制作してきたグッズは「CD」である。

曲を聞きたいだけなら、ダウンロード販売でも、定額聴き放題サービスでも、YouTubeでも、満たすことができる。

しかし、CDひとつひとつにもストーリーがあり、モノとして手に入れる喜びを感じてもらえるのであれば、
これはもう「グッズ」と考えてしまって全く差し支えがない。

あなたがもし音楽活動をしているのであれば、
CDを始めとしたさまざまな「ストーリーを持ったグッズ」によって、活動の収益基盤を作ることを考えてみてはいかがだろうか。

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