こんにちは。海保けんたろー(株式会社ワールドスケープ代表/ドラマー)です。

今日の話はミュージシャンに限らず、定期的に文章を書く必要のあるあなたへ向けた「長文を書くワザ」です。

長文を書くシーンは案外ある

音楽活動していて「プロモーションも自分たちでがんばっていこう」という方向性やっていると、
思いのほか文章を書かなくてはいけないシーンに遭遇することが多くなります。

例えばブログとか、メールマガジンとか

もともとたまたま文章書くのが好きとか得意な方だったら良いのだけど「そうじゃないから音楽やってんだー!」という方も少なくないんじゃないかと思うのです。

ぼくも特に会社の経営をはじめてから、文章書かなくていいはいけないシーンが劇的に増えました。

ブログもメールマガジンもそこそこご好評いただいているので、これからも続けていきたいことではあるのですが、
いかんせん毎回それなりの時間が取られることが悩みになっていました。

…のですが、ここ数ヶ月、それが一気に楽になったのです。

それがぼくの編み出した「音声入力&散歩」というライティング必勝法です。
以下、やり方。

箇条書きからの音声入力

よしブログを書くぞ、メールマガジンを書くぞとなった時、まず仮タイトルを書き、話の流れを箇条書きにします。。

こういうことに触れて、こういうことについて書いて、ここの部分を掘り下げて、最後にこういうメッセージを伝える。
というようなザックリしたものです。

そしたら今度は、iPhoneにもともと入っているメモアプリを起動して、音声入力を開始します。

自分で書いた箇条書きの話の流れに沿って、実際に文章を口に出して記録していきます。

最近のiPhoneの音声認識は本当にクオリティーが高く、一部誤認識があるものの9割方問題のない文章がそれだけで完成します。
これはもう、タイピングが早いとかが関係なくなるレベルのスピード感です。

音声入力の問題点

しかし、音声認識で文章を書くことにはいくつかの問題点があります。

まずひとつ目は、同じ部屋に誰かいるとやりづらいと言うことです。

別に聞かれてまずい文章を書くわけじゃなくても、なんとなく照れくさいですよね。
これは無視できない問題です。

それともうひとつ。
いくら音声認識が早いからといっても「取り掛かるまでになんとなく億劫で時間がかかる」という点はあまり変わりはありません。

書いている時間よりも、むしろ書き始めるまでの方が時間かかってしまったというような経験、あるのではないでしょうか。

その2つの問題を一気に解決するのが「散歩」です。

箇条書きのリストアップまで終わったら、iPhoneを持って外に散歩に出かけましょう

できればちょっと緑の多いコースを歩きながら、iPhoneに向かって音声入力をするのです。

そうすると、同じ部屋の人に気まずいという問題もなくなり、歩き始めるという行為がそのまま音声入力をスタートするきっかけにもなって、心理的な作業開始ハードルも下がります。

さらにおまけに、部屋に引きこもりがちなミュージシャンにとって運動にもなり、外の空気を吸って気分転換にもなるという我ながら完璧な作戦です。

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みんなも使ってほしい

この音声認識&散歩のワザを身に付けてからぼくは長文を書くのが本当に早くなりました。

今回のこのブログも、箇条書きの整理で約5分
音声認識で文章入力するのが約10分(散歩タイム)。
そして最後に文章を整形するのに約10分
合計25分でこのブログも書き終わりました。

毎回文章書くの億劫だな、と思っているミュージシャンの皆さん。
いやミュージシャンに限らず全ての皆さん。
ぜひ、音声入力&散歩をやってみてください。

ミュージシャンが少しでも面倒な作業から解放されて、よりクリエイティブな作業に時間を使えますように!

海保けんたろーのTwitterはこちら→ @kentaro_kaiho

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